美しくシンプルでミニマルな文章を書きたい。
美しくシンプルでミニマルな文章を書きたい。
もうこの一文がシンプルでもミニマルでもないんですけど、 私の言語能力ではこの表現が精いっぱいでした。
ブログ記事を書いていて
「言葉がままならねぇ~~~~!」と何度も何度も思います。
文章を書くこと
ブログに限らず、子供時代からたくさんの文章を書いてきました。
文章を書くのはどんな時
- ブログ:テーマも文体も自由
- 仕事の報告書:事実の報告
- 学生時代のレポート:事実の報告
- 感想文:感想を言葉にする
- SNS:文字数制限との闘い
- 手紙:素直な気持ちを言葉にする
どれも違って、どれも難しい。
文章を書くことへの苦手意識
「文章を書くこと得意です!」という人は稀だと思います。 なんとなく文章は苦手なまま、ずーっと生きてきた人がほとんど。
なんとなく後回しにされる感想文
読書感想文、最後まで残っていた人多くなかったですか?
自分で読み返す気にならないレポート
とりあえず書いてみたけど、意味が分からない。
でも期日が来たから出す。
詳しく説明すればするほど本題を見失うブログ
このブログのことです。ははは。
美しい文章
美しい文章は素敵
ほれぼれするほど美しい文章に出会ったことはありますか。
ここでいう「美しい」は、beautiful には限りません。
言葉を巧みに操って、伝えたいことを綺麗に描き出すことを指します。
無駄のない装飾(北方謙三、中島敦)
ハードボイルドの巨匠・北方謙三。三国志や水滸伝が有名です。
とにかく淡々と冷静に、沢山の物事をきっちり書き分けます。
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜こぼうに連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。 -山月記/中島敦
和漢混交文といわれる、漢字の言葉がたくさん入った文章です。 かっこよすぎるでしょ。
凛と響く口に出したい言葉たち(金子みすゞ、中原中也)
金子みすゞは、7文字と5文字の組み合わせだけで あれだけたくさんの風景を描きだせるのがすごいです。
中原中也は、「ゆあーんゆよーんゆやゆよん」という表現がすごい。
空中ブランコ、私が書いたら「ぶらんぶらん」ぐらいにしかなりません。
テンポよく駆け寄ってくる楽しい風景(さくらももこ、宮田たまき)
これはどちらもエッセイスト。
この人たちは日常が面白すぎるんですけど、
その普通じゃない日常の面白さを、文体から醸し出してきています。
シンプルでミニマルな文章
美しい文章とは別の観点で、シンプルでミニマルな文章もまた、素敵だなぁと思います。
キャッチコピーとか、140字のtwitterで起承転結が書ける人ですね。
関西弁というのはそもそもミニマルではない。
私は関西弁がネイティブの人間なんですが、関西弁というのはそもそもミニマルではないんですね。
どーんってばーんって、こう、どかどか言葉いっぱい書く感じ。
漫才やコントを見てみましょう。
あの人たち一体何文字喋ってるんでしょうね。
説明過多
自分の文章を読み返して思うのは、説明過多だなぁということです。
例えば
○○で××で、でも△△だから~~~~は■■で~~~…
みたいな。
長いねん。
ひらがなが多用される
語彙力がないので、先ほどの中島敦のような漢字いっぱいの文章が書けません。
気が付いたらひらがなで繋ぎまくっている。
シンプルじゃないですね。
伝えるということ
肝心なのは伝えること
文章を書く上で何より大切なことは「伝えること」です。
読みやすい文章
美しい文章は読みやすい。 シンプルでミニマルな文章は読みやすい。
読みやすい文章は、読み流さず、ちゃんと読んでくれる人が増えます。
元々の文章の分かりやすさもありますが、 読み手が丁寧に読んでくれると、それだけ「伝わりやすさ」も上がります。
私の思いがあなたに伝わる文章を書きたい
日記とは違う、相手ありきの文章をつづるブログ
昔から日記を書いていました。 好き放題、単語レベルを羅列するような日記です。
でもここはブログ。
日記と書いている内容としては大差ないんですが、
相手がいることが違います。
私の考え、伝わってますか。
日々好き放題、生活について、思ったことについて書いているこのブログ。
伝わってますか。
生活はシンプルに、ミニマルになってきたと思うけれど、 文章はまだまだです。
精進します。
美しくシンプルでミニマルな文章を書きたい話。
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