今日の24時間を最大限に活用しよう【道は開ける/D・カーネギー】
Amazonのポイントが余っていたので、かねてから読みたかった有名な自己啓発本、「道は開ける」を購入しました。
まだ完読していないのですが、既に心に残る言葉がたくさん。
今日はそのうちの1つ、「朝起きたときに、今日を最大限活用しようと心に誓う」ことについて書こうと思います。
道は開ける/D・カーネギー
この『道は開ける』という本は、悩みを解決する方法についての本です。
”PART1 悩みに関する基本事項”の末節から引用します。
3、朝起きるときに「今日をつかまえよう」-この24時間を最大限に活用しようーと心に誓っているだろうか?
PART1 悩みに関する基本事項
PART1をざっくり説明すると、「今日1日を丁寧に生きる」というような内容です。
過去を悔やみ続けても、まだ来ぬ未来に思いを馳せても、人生は大きく変わっていかない。
今日出来ることをこつこつ積み重ねることこそが、人生を豊かにする確実な方法だ、ということが書かれています。
この24時間を最大限に活用しよう
さて、ここで冒頭の引用文に戻ります。
この24時間を最大限に活用しよう
何とも大きく出た言葉ですね。
最大限に活用する、という言葉を文字通り受け取ると、24時間すべてを明日への投資、自分の成長につながる事をしなければならないように感じます。
でも、きっとそういうことじゃない。
自分が幸せに生きるための時間
24時間ずーっと走り続けると、将来的にはとても豊かになれるかもしれません。
でも私はそんなエネルギーは持っていない。
将来が幸せでも、そこに至るまでの人生で疲れ切っていたら、人生トータルで見ると全然幸せじゃないと思うんです。
私は今もそれなりに幸せでありたいし、将来も幸せでありたい。
「時間を最大限に活用する」は、その辺のバランスも含んだ言葉だと捉えました。
明日も走るための、今日の息抜き
今やるべきことを1つ2つやりました。
おいしい紅茶を飲みながらゲームをやりこみました。
上は、やるべき課題をクリアした。
下は、明日も課題をクリアするためのエネルギー回復。
どちらも大切な時間です。
明日も走るために今日を楽しむことだって、時間の有効活用といっていいでしょう。
最大限に活用していない時間とは?
逆に、「最大限に活用していない時間」はどんな時か考えてみます。
思いついたのは、だらだらネットサーフィンしている時間です。
特に何か調べものがある訳ではなく、目に入ったリンクで気になったものを何となくクリック。出てきたサイトを流し読みして、次のページへ。
10分後に内容を尋ねられても答えられないような、ぼんやりした何となくのネットサーフィン。
これが、「めちゃくちゃ楽しくて、幸せな時間です!」「最高の気分転換です!」と言えるのであれば良いですが、全然そんなことありません。
終わってみたら、「なんでこんなに時間使ってしまったんや…」と思うようなことが多い。
こういう時が、「時間を最大限に活用していない」時間ではないかと考えました。
幸せかどうかも曖昧、何のためにやっているのかも曖昧。
義務という訳でもない、ぼんやりした時間です。
反対に、そういうぼんやりした時間が少ない1日が「24時間を最大限に活用した」1日といえるのではないでしょうか。
具体的には「ToDoリストをこなす!」「休憩する!」など、目的がはっきりした時間を1つずつ積み重ねた1日です。
結局は目的意識
「今日の24時間を最大限に活用しよう」 ということは
「1つ1つの行動に目的意識をもって、それぞれに全力投球しよう」と解釈できるのではないか、と考えました。
家事をするなら家事をする、遊ぶなら遊ぶ、休むなら休む。
「何となく」に費やす時間もエネルギーも勿体ない。
「余分をそぎ落とすことによって、本当に大切なことに力を注ごう」というミニマリズムの考え方と合致しました。
いきなり自己啓発本の話がはじまって、「ここはゆるミニマリストの生活ブログではなかったのか!?」と驚いた読者の方もいらっしゃったと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
以下が当記事の結論です。
今日の24時間を最大限に活用するとは、1つ1つの行動に目的意識をもって全力投球することである。
余分なことに割く時間はない。
自分にとって大切なことを明確にして、全力投球したい。
全然別のテーマの本を読んでいたのに、共通事項が見つかった。
こういう偶然が楽しくて、読書はやめられないんだなぁ。
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